Mirrime zer0(ミライムゼロ)では、利用者さん一人ひとりのペースや得意分野を大切にしながら、ミシン作業を中心としたものづくりの仕事に取り組んでいます。
布を裁断し、縫い合わせ、ひとつの作品として完成させる工程は、集中力や達成感を得られる大切な経験のひとつです。
今回は、Mirrime zer0の利用者さんが制作した、2点のミシン作品をご紹介します。
どちらの作品にも、利用者さん自身の挑戦や想いが詰まっています。
① 緑のチェック柄の猫用スタイ


最初にご紹介するのは、緑のチェック柄が可愛らしい猫用スタイです。
ペット用のスタイはサイズが小さく、曲線や細かな縫製が多いのが特徴です。
特に今回は、先が細くなっているデザインだったため、縫い終えたあとに裏返す作業が難しい工程となりました。
利用者さんは作業中、
「先が細くて、裏返す作業が難しいです」と話しながらも、職員と一緒に手順を確認し、
一つひとつ丁寧に作業を進めていきました。
無理に力を入れず、道具を使いながら慎重に裏返し、最後まで集中して取り組んだ結果、
猫用スタイはきれいな形に仕上がりました。
完成したスタイは、緑のチェック柄がやさしい印象で、猫の首元をさりげなく彩る可愛らしい作品となっています。
② パッチワークの鍋敷き


続いてご紹介するのは、パッチワークの鍋敷きです。
こちらの作品は、布の組み合わせや配置といったデザインからすべて利用者さんが担当しました。
どの色・柄を組み合わせるか、どんな配置にすると全体のバランスが良くなるかを考えながら、
一つひとつのパーツを縫い合わせていきます。
パッチワークは工程が多く、集中力と根気が必要な作業ですが、完成に近づくにつれて形が見えてくるため、ものづくりの楽しさを実感しやすい作品でもあります。
完成後、利用者さんは
「デザインからすべて担当してみました。より達成感がありました」
と話してくれました。
自分で考えたデザインが形になることで、「やりきった」という実感が強く残る制作となりました。
ミシン作品を通して育まれる力
ミシン作業では、
・手順を理解する力
・集中して作業に取り組む力
・最後までやり遂げる力
が自然と身についていきます。
Mirrime zer0(ミライムゼロ)では、難しさを感じる工程があっても、
職員がそばでサポートしながら、利用者さんが安心して挑戦できる環境を整えています。
小さな成功体験を積み重ねることが、自信や次の意欲へとつながっていきます。
職員の声
「どちらの作品も、利用者さん自身の挑戦が感じられる制作でした。
難しい工程に直面しても、諦めずに取り組む姿勢がとても印象的でした。
一つひとつの経験が、次の制作や仕事への自信につながっていくと感じています。」
Mirrime zer0(ミライムゼロ)について
Mirrime zer0(ミライムゼロ)では、ミシン作業やハンドメイド制作を通して、
利用者さんが“働く力”を身につけていけるよう支援を行っています。
今後も、利用者さんの個性や想いが伝わる作品づくりを大切にしながら、ものづくりの現場の様子を発信していきます。
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