就労継続支援A型事業所Mirrime zer0(ミライムゼロ)では、日々さまざまなハンドメイド作品が生まれています。
今回ご紹介するのは、利用者さんが型紙づくりから仕上げまで一貫して手がけた「犬用フード付き洋服」です。
デザインを考えるところから、サイズ感や着心地、見た目のバランスまで、すべて利用者さん自身が工夫しながら制作しています。
出店イベントにそなえた販売用作品として、実用性とデザイン性の両立を目指しました。
フードやボディの紙の型

最初の工程は、紙の型紙づくりから。
ワンちゃんの体にしっかりフィットするよう、首回りや胴回り、フードの深さなどを細かく調整しています。
「着せやすくて、動きやすい形にしたかった」と話しながら、何度も線を引き直し、理想の形を追求していました。
生地の裁断

完成した型紙をもとに、生地を丁寧に裁断。
柄の向きや生地の伸び方を意識しながら、仕上がりをイメージして配置を決めています。
この工程ひとつで、完成時の印象が大きく変わるため、集中した表情で取り組まれていました。
ミシン前のアイロンがけ

縫製前には、アイロンでしっかりと折り目をつけます。
このひと手間が、縫い目の美しさや着用時のシルエットに大きく影響します。
職員と仕上がりを確認しながら、「ここを整えると、もっときれいになるね」と細部までこだわる姿が印象的でした。
ミシン掛け

いよいよミシン作業へ。
フード部分や袖口など、カーブの多い部分は特に慎重に進めています。
縫い目がズレないよう、ゆっくりとペースを保ちながら、一針一針丁寧に仕上げていきました。
完成形

立体的なフードが可愛い仕上がりになりました◎

丁寧にボタンもつけております◎
完成したフード付き洋服は、見た目のかわいさだけでなく、実用性も意識した仕上がりに。
フードの立ち上がりやボディのフィット感など、細かな部分にまで利用者さんの工夫が詰まっています。
「自分で型紙から作ったので、完成したときの達成感がすごくありました」と、嬉しそうに話されていました。
利用者さんの声
「最初は難しそうだと思いましたが、職員さんと相談しながら進めるうちに、だんだん形になっていくのが楽しくなりました。次は違うデザインにも挑戦してみたいです。」
職員の声
「デザインから縫製まで一貫して取り組むことで、ものづくりの流れをしっかり理解されています。集中力と工夫が、作品の完成度の高さにつながっていると感じます。」
Mirrime zer0(ミライムゼロ)では、“つくる”ことを通して、スキルと自信を育てる環境づくりを大切にしています。
今回の犬用フード付き洋服のように、実際に販売される作品を手がけることで、仕事としての達成感や責任感も学んでいただいています。
今後も、利用者さんの個性とアイデアが光る作品を、ブログでご紹介していきます。ぜひお楽しみに。
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