就労継続支援A型事業所Mirrime zer0(ミライムゼロ)では、ミシン業務を通して「ものづくりの楽しさ」と「仕事としてのスキルアップ」の両立を大切にしています。
今回は、利用者さんが一から制作した、にゃんこプリントのクッション作りの工程をご紹介します。
表と裏でまったく異なるデザインを楽しめる、遊び心あふれるリメイククッションです。
裁断した生地に印をつける様子

最初の工程は、生地の裁断と印付け作業からスタート。
完成サイズを意識しながら、縫い代の幅や角の位置を確認し、ペンで丁寧にガイドラインを引いていきます。
この工程は、後の仕上がりを大きく左右する重要なポイント。
利用者さんは職員と一緒にサイズを確認しながら、「ここをまっすぐにしたほうが、仕上がりがきれいになりますよ」とアドバイスを受け、集中して作業に取り組まれていました。
ミシン掛け

印をつけたラインに沿って、いよいよミシン作業へ。
直線縫いを中心に、生地がずれないよう両手でしっかりと押さえながら縫い進めていきます。
この工程では、スピードの調整やカーブ部分のハンドル操作など、細かな技術が必要になります。
「焦らず、針の動きをよく見て進めること」を意識しながら、慎重に作業されている姿が印象的でした。
完成形(表|にゃんこプリント生地)

完成したクッションの表面には、可愛らしいにゃんこのプリント生地を使用。
見ているだけで思わず笑顔になってしまう、スコティッシュフォールドのやさしい雰囲気のデザインです。
インテリアとしてソファやベッドに置くだけで、空間がぱっと優しい雰囲気になるのが魅力。
ハンドメイドならではの、温かみのある仕上がりになっています。
完成形(裏|モノクロ海外切手プリント生地)

裏面には、雰囲気がガラリと変わるモノクロの海外切手風プリント生地を採用。
シンプルで落ち着いたデザインなので、ナチュラル系やヴィンテージテイストのお部屋にもよくなじみます。
気分やインテリアに合わせて、表裏をひっくり返して楽しめるリバーシブル仕様なのも、このクッションの大きな魅力です。
利用者さんの声
「中に綿を詰めたあと、最後のステッチが一番難しかったです。
布がふくらんでいて、まっすぐ縫うのが大変でした。でも、きれいに閉じられたときはすごくうれしかったです。」
完成間近の工程ほど集中力が求められますが、最後まで丁寧に取り組まれ、達成感のある仕上がりとなりました。
職員の声
「最初はミシンのスピード調整に苦戦されていましたが、今では自分で縫い目のバランスを確認しながら進められるようになっています。
今回のクッションは、裁断から仕上げまで一貫して取り組まれていて、確かな成長を感じました。」
Mirrime zer0(ミライムゼロ)のものづくり環境
Mirrime zer0(ミライムゼロ)では、初心者の方でも安心して取り組めるミシン業務の環境を整えています。
最初は、
・糸の通し方
・直線縫いの練習
・生地の扱い方
といった基礎からスタートし、少しずつステップアップ。
今では、裁断から完成までを一貫して利用者さんが担当するケースも少なくありません。
「作れるようになる」だけでなく、「仕事として仕上げられるようになる」ことを目標に、日々取り組んでいます。
にゃんこプリントのクッションは、デザインの可愛さだけでなく、
利用者さんの挑戦と成長が詰まった作品です。
これからも、就労継続支援A型事業所Mirrime zer0(ミライムゼロ)の現場から、
ものづくりの過程や、利用者さんの素敵な作品たちをご紹介していきます。
次回の更新も、ぜひお楽しみに。
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