Mirrime zer0(ミライムゼロ)では、日々の制作活動の中で、利用者さんそれぞれの個性や得意分野を活かした作品づくりを行っています。今回はその中から、完成したばかりのハンドメイド作品を3点ご紹介します。
今回ご紹介するのは、
・パッチワークのフリルコースター
・バッグにつけられる小物ポーチ
・マクラメストラップ
です。素材選びから仕上げまで、一つひとつ丁寧に制作された作品たち。それぞれの工程やこだわりポイントもあわせてお伝えします。
■ パッチワークのフリルコースター

まずは、色と柄の組み合わせが楽しいパッチワークのフリルコースターです。
複数の生地を組み合わせ、中央に向かって柄が集まるデザインで構成されています。
花柄、ドット、ストライプなど、テイストの異なる布をバランスよく配置することで、にぎやかで温かみのある仕上がりになっています。
制作では、最初に小さな布を一枚ずつカットし、配置を何度も入れ替えながら全体の配色を決めていきます。
「どの順番に並べるときれいに見えるか」を考える時間も、大切な制作工程のひとつです。
縫い合わせはズレが出やすいため、待ち針で細かく固定しながら慎重にミシンがけを行いました。
外周にはレースのフリルをあしらい、実用性だけでなくインテリアとしても映えるデザインに。
テーブルに置いたときに、作品としての存在感が出るよう仕上げています。
■ バッグにつけられる小物ポーチ

次にご紹介するのは、ナスカン付きでバッグやリュックに取り付けられる小物ポーチです。
コンパクトながら立体的な作りになっており、鍵や小さなアクセサリー、イヤホンなどを入れるのにちょうどよいサイズ感です。
布は爽やかな花柄を使用し、日常使いしやすい明るい印象に。
スナップボタンで開閉できる仕様になっているため、片手でも扱いやすいのが特長です。
制作では、表布と内布を合わせる工程で向きや位置を確認しながら進めました。
小さな作品ほど縫い代の処理や折り返しの精度が仕上がりに影響するため、職員と一緒に工程を確認しながら丁寧に作業しています。
金具の取り付けも利用者さん自身が行い、「自分で最後まで完成させる」達成感を感じられる作品となりました。
■ マクラメストラップ

最後は、結びの技法で作るマクラメストラップです。太めのコードを使い、輪のデザイン部分を結びで形成し、下部にはタッセル状のフリンジをつけています。色違いで制作しており、シンプルながらも存在感のあるアクセサリーに仕上がっています。
マクラメは、同じ結び方を繰り返しながら形を整えていく技法ですが、力加減がそろっていないと歪みが出てしまいます。最初は難しさもありましたが、練習を重ねるうちに結び目が均一になり、美しい模様が出せるようになりました。
結び終えたあとの長さ調整や、フリンジのカットも重要な工程です。最後に金具を取り付けて、バッグチャームやキーホルダーとして使える仕様にしています。
■ 利用者さんの声
「布を選ぶところから任せてもらえてうれしかったです。組み合わせを考えるのが楽しかったです。」
「マクラメは最初むずかしかったけど、同じ結び方を続けたら形になってきて、自信がつきました。」
「小物ポーチを自分で最後まで作れたのが初めてで、達成感がありました。」
■ 職員コメント
それぞれの作品に、利用者さんの“好き”や“得意”がよく表れています。配色センス、丁寧さ、集中力など、制作を通して強みがはっきり見えてきました。工程を分解して一つずつ確認することで、難しい作業にも前向きに取り組まれています。今後はイベント販売や作品展開も視野に入れながら、実用性とオリジナリティを両立した制作を続けていきます。
Mirrime zer0(ミライムゼロ)では、これからも利用者さんの手から生まれる一点ものの作品を、継続してご紹介していきます。次回の作品紹介もぜひお楽しみに。
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