ポーチとショルダーバッグの制作紹介

― リメイク素材とパッチワークで生まれた一点もの ―

今回はミシン業務で制作した「ポーチ」と「ショルダーバッグ」をご紹介します。

どちらも既存の布製品やデニム素材を活かしたリメイク・パッチワーク作品で、素材の表情を活かしながら丁寧に仕上げています。

日々の制作では、「ただ縫う」だけでなく、どのパーツをどこに配置するか、強度は十分か、使いやすい形になっているかを確認しながら進めています。

実用性とデザイン性の両立を目標に、一点ずつ仕上げています。

リメイクショルダーバッグ

ショルダーバッグは、厚みのある生地をベースに、異なる色味の布を組み合わせてパッチワーク状に構成しました。

落ち着いたトーンでまとめつつ、切り替えによって表情が出るデザインで制作しました。

外側のポケット部分は、元の衣類のポケットをそのまま活用しています。

既製品の縫製を活かすことで、見た目だけでなく耐久性も確保しています。スマートフォンや小物の収納に便利です。

持ち手は布を裂いて編み込んで制作しています。

やわらかさと強度を両立させつつ、リメイクならではのラフな風合いを残しています。

厚みの違う生地同士を縫い合わせるため、ミシン設定を調整しながら慎重に仕上げました。

リメイクポーチ

ポーチはデニム素材を中心に制作しました。

ポケットやタグなどのパーツをデザインとして取り込み、元の雰囲気を残しながら新しい用途へと再構成しています。

ファスナー部分は特に難しい工程ですが、しつけ縫いで固定してから本縫いすることで、歪みの少ない仕上がりになりました。

マチ付きで収納力があり、文具やケーブル、コスメなど幅広い用途で使えます。ストラップ付きで取り付けも可能です。

制作時に意識していること

パッチワーク部分は、先に全体の配色バランスを確認してから縫製に入ります。

完成形をイメージしながら配置を決める工程も、大切な作業のひとつです。

縫う順番や工程管理も意識し、効率と仕上がりの両方を見ながら進めています。

経験を重ねることで、難しい工程にも落ち着いて取り組めるようになってきました。

利用者の声

「もともとの服のパーツをそのまま使えるのが面白いです。同じ形でも毎回違う見た目になるので、完成が楽しみになります。」

「ファスナー付けは苦手でしたが、手順を分けて教えてもらったことで、きれいに付けられるようになりました。家でもやってみたいです。」

「配色を考える時間が好きで、どの組み合わせが一番良いかを考えながら作っています。」

職員の声

「配置決めの段階からしっかり考えて取り組まれており、完成イメージを持って制作できています。縫製の精度も安定してきました。」

「難しい工程でも手順を整理すると落ち着いて作業できています。道具の使い方も丁寧で、安全面の意識も高いです。」

「デザイン面のこだわりが強く、作品ごとの個性がしっかり出ています。今後はサイズ展開やシリーズ化にも挑戦できそうです。」

一点ものの魅力

リメイクやパッチワーク作品は、同じ素材がそろわないため、すべてが一点ものです。

同じ形でも印象が変わり、それぞれに個性があります。

素材を活かし、新しい価値を持つアイテムへと生まれ変わらせる制作は、大きな達成感につながっています。

今後も実用性とオリジナリティを大切にしながら、作品づくりを続けていきます。


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