ミシン業務で広がるものづくり ― バッグ・ペンケース・パッチワークコースターのご紹介 ―

就労継続支援A型事業所Mirrime zer0(ミライムゼロ)です。

今回は、ミシン業務で制作した小物たちをご紹介します。
日々の訓練の中で積み重ねてきた技術や工夫が、ひとつひとつの作品にしっかりと表れています。


🌼 巾着付きトートバッグ(イエローフラワー)

最初にご紹介するのは、やさしいイエローの小花柄が印象的な巾着付きトートバッグです。

丸みのあるフォルムと、内側の生成りカラーの巾着部分がアクセントになっています。
持ち手も同系色でまとめられており、全体に統一感のあるデザインです。

制作のポイント

  • マチをしっかり取った立体構造
  • 巾着部分のギャザーを均等に寄せる作業
  • 本体と持ち手の強度を保つ縫製

特に巾着部分は、ギャザーのバランスが崩れると形が美しく出ません。
縫い進めながら何度も確認し、丁寧に仕上げています。

利用者さんの声

「丸い形に仕上げるのが難しかったです。縫い代の幅が少し変わるだけで形がゆがんでしまうので、集中しました。完成したときは達成感がありました。」

職員の声

「工程が多い作品ですが、一つずつ確認しながら丁寧に進められていました。形がきれいに出るようになり、技術の成長を感じています。」


👖 デニムペンケース(ショルダータイプ)

次にご紹介するのは、デニム素材のシンプルなペンケース。
ストラップ付きで、ミニサコッシュのようにも使えるデザインです。

落ち着いたブルーのデニムは、男女問わず使いやすいカラー。
無駄のないシンプルな仕立てが、素材の良さを引き立てています。

制作のポイント

  • まっすぐ正確に縫う基礎技術
  • デニム特有の厚みへの対応
  • ストラップ部分の強度確保

デニムは厚みがあるため、縫い始めや重なり部分で針が進みにくくなります。
ミシンのスピードを調整しながら慎重に縫い進めました。

利用者さんの声

「厚いところを縫うときにミシンが止まりそうになって緊張しました。でもゆっくりやればきれいに縫えることがわかりました。」

職員の声

「素材に合わせて縫い方を変える力がついてきています。基礎を大切にした制作が、安定した仕上がりにつながっています。」


🧵 デニムパッチワークコースター

最後にご紹介するのは、デニムの端切れを活かしたパッチワークコースターです。

濃淡の異なるデニムを組み合わせ、
・ステッチをアクセントにしたデザイン
・織り込むように組み立てた立体感のあるデザイン
・斜めのラインを活かした幾何学模様
など、バリエーション豊かに仕上がっています。

同じデニムでも、組み合わせ次第で表情がまったく変わるのが魅力です。

制作のポイント

  • 小さなパーツの正確な裁断
  • 縫い合わせ時のズレ防止
  • 端のほつれ処理

細かいパーツは、わずかなズレが仕上がりに影響します。
慎重に待ち針で固定しながら縫製を行いました。

利用者さんの声

「色の組み合わせを考えるのが楽しかったです。デニムだけでもこんなに違いが出るんだと思いました。」

職員の声

「構成を考える力が育ってきています。単なる縫製作業ではなく、“デザインを考える工程”まで意識できているのが素晴らしいです。」


ミシン業務を通して育つ力

Mirrime zer0では、ミシン業務を単なる作業訓練としてではなく、

  • 集中力
  • 正確性
  • 工程管理能力
  • デザイン思考

を育てる機会と捉えています。

「できなかったことができるようになる」
その積み重ねが、自信につながっていきます。

小さなコースター一枚にも、
一針一針の努力と、成長の物語が詰まっています。


今後も、利用者さん一人ひとりの強みを活かしながら、
さまざまな作品づくりに取り組んでいきます。


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