編み込まれた時間と未来——就労継続支援A型事業所のものづくり
大阪には、日常の喧騒から少し離れた森ノ宮で、新しい価値を生み出している場所があります。それが就労継続支援A型事業所のMirrime zer0(ミライム ゼロ)です。こちらでは、障害のある方々がものづくりに取り組んでいます。単に作業を繰り返すのではなく、一つひとつの手仕事に意味があり、丁寧な工程を重ねることで完成度の高い作品が生まれます。
今回は、その成果のひとつとして完成した「マクラメで編み上げたネコの首輪」をご紹介いたします。

背面の仕上げ部分にも細やかな配慮が見える
見えにくい部分まで丁寧に編み込まれ、耐久性とデザイン性を両立させています
マクラメの首輪の制作では、糸を結び、編み、模様を整える、集中力と規律を必要とします。小さな手仕事に込められた丁寧さは、完成した首輪を手にした瞬間、誰の目にも明らかになります。

ネコの毛並みに美しく映えるマクラメの首輪
マクラメ特有の編み模様がネコの動きに合わせて表情を変えます
職員の声
マクラメは複雑に見えるかもしれませんが、ルールを理解すると一定のリズムで作業が進みます。繰り返しの作業が集中力を養い、達成感につながるのです。利用者さんそれぞれのペースで取り組める点も、ものづくりの魅力だと感じています。完成した首輪は、街に出しても自信を持ってお届けできる仕上がりです。
ネコの首輪という小さな作品ですが、その工程には多くの時間と努力が込められています。糸を結び、模様を整える手作業は、まさに経験を重ね未来を形作る過程そのものです。就労継続支援A型事業所のものづくり現場では、こうした取り組みが日々積み重ねられています。
見学のご案内
当事業所では、就労継続支援A型事業所に興味をお持ちの方に向けて、見学を随時ご案内しています。「障害者雇用」の仕組みや、ものづくりの現場を間近で体感できるチャンスです。
▼気になる方は下記からお問い合わせお待ちしております!
就労継続支援A型事業所 Mirrime zer0
【電話番号】090-3063-7318
【メールアドレス】info-mirrime-zero@jobconnect.jp