Mirrime zer0(ミライム ゼロ)では、利用者さんが日々、丁寧な手作業を通してものづくりに取り組んでいます。
ここでは、障害者の仕事・就労支援という枠におさまらず、一人ひとりが自分のペースで創造性を発揮できる環境が整っています。
A型事業所募集や就労継続支援料金を調べている方にとって、実際の制作風景は大きな参考になるはずです。

ティッシュケース制作の「裁断の印付け」風景
今回のブログでは、まずティッシュケース制作の裁断工程をご紹介します。
利用者さんは型紙を布に合わせ、正確に線を引きながら印を付けていきます。
この作業は見た目以上に集中力が求められ、完成品の形やサイズに直結する大切な工程です。

机に向かい、ペンを持つ手を慎重に動かしながら印をつける姿は、まさに“職人の第一歩”。
ものづくりを通して計画性や丁寧さが自然と身につく時間でもあります。
犬の服の試作づくりにも挑戦中!
Mirrime zer0では、ハンドメイドの幅を広げるためにペット用のお洋服の試作も進んでいます。

袖の形、身頃のライン、布の組み合わせ…
小さなサイズの洋服は意外と工程が多く、縫い合わせやカーブの処理など、細部の技術が必要です。
利用者さんは職員と相談しながら、
「ここをもう少し広げてみようかな」
「この布の組み合わせかわいい!」
と試行錯誤を重ね、自分なりの工夫や発見を積み重ねています。
試作中の犬服は、チェック柄やデニム素材などを組み合わせた可愛らしいデザインで、完成がとても楽しみな一着です。
デニムの裏地と表地を“まつり縫い”でつなぐ工程
さらに今回は、デニム素材の裏地と表地をまつり縫いで丁寧につなぐ作業の様子もお届けします。

まつり縫いは表に縫い目が出にくく、美しい仕上がりに欠かせない技法。
厚みのあるデニム同士を縫い合わせるには、力加減や針の角度など、コツが必要になります。
利用者さんは試行錯誤しながらも、ひと針ひと針丁寧に縫い進め、
「綺麗に縫えた!」と達成感のある表情を見せてくれました。

こうした工程を積み重ねることで、ハンドメイド作品としての商品価値や、在宅ワークにも活かせるスキルが自然と身についていきます。
Mirrime zer0 のものづくりが育む力
Mirrime zer0での制作活動は、単なる作業ではありません。
・集中力
・手先の器用さ
・計画性
・創造力
・問題解決力
こうした力が、自然と身についていきます。
完成品を手にすることで味わえる“達成感”もまた、利用者さんの自信につながります。
「自分にもできた」という実感は、日常生活や将来の仕事にも大きな力をもたらすものです。
また、Mirrime zer0では見学も受け付けています
Mirrime zer0では、利用者さんが実際に作業している様子を見学することができます。
A型事業所募集 や 就労継続支援料金についての相談も受け付けていますので、興味のある方はぜひお問い合わせください。
ものづくりを通して生まれていく成長や笑顔を、ぜひ直接感じてみてください。
