就労継続支援A型事業所のものづくりに迫る|ティシュケース制作を通じて見える「働くプロセス」

就労継続支援A型事業所で取り組むティッシュケース製作の工程

就労継続支援A型事業所Mirrime zer0(ミライム ゼロ)では、利用者さん一人ひとりのペースに合わせて取り組めるものづくりの仕事を行っています。

今回は、その中の作業のひとつである「ティッシュケースつくり」の工程を、実際の作業写真とともにご紹介します。


① 線を引いてカットする工程

最初の工程は、生地に線を引いてカットする作業です。

型紙やガイド線を確認しながら、はさみを使って丁寧に布を切り出していきます。

線に沿って正確にカットすることで、後の工程がスムーズに進み、仕上がりもきれいになります。

集中力と丁寧さが大切な工程です。

② アイロンがけの工程

裁断を終えると、アイロンをかけて形を整えます。折り目をしっかり付けることで、縫製時のズレを防ぐことができます。

利用者様は、生地の端や角を確認しながら、一つひとつ丁寧にアイロンを当てていました。

アイロンは丁寧に、そして慎重にかけないと、1mm…2mm…と徐々にズレていってしまうため、集中力を要する作業なんです。

このひと手間が、仕上がりの美しさにつながります。

③ ミシンで縫製する工程

アイロンがけが終わったら、ミシンを使って縫製します。布の向きや重なりを確認しながら、ゆっくりとミシンを進めていきます。

ミシン作業は慣れるまで緊張しますが、繰り返し取り組むことで操作にも自信がついてきます。

就労継続支援A型事業所Mirrime zer0(ミライム ゼロ)では、職員のサポートを受けながら、安心して作業できる環境です。

④ 完成したテッシュケース

すべての工程を終え、とても可愛いテッシュケースが完成しました!

柄や色合いもさまざまで、ひとつひとつ違った表情のある作品に仕上がりました。

自分が関わった作業が形になることで、「できた」という達成感を感じることができます。

利用者さんの声
「完成してから表面に向けるために裏返しした際、角を出すのが難しかったのですが、親指でグググっと押すなど工夫してキレイに仕上げました。」

職員の声
「小さいものづくりをするときは、ミシンの操作も比較的難しくなるため特に集中力を要しますが、きれいに仕上がったテッシュケースを見て嬉しそうにされていた表情が印象的でした。」


今回ご紹介したティシュケース製作は、

カット → アイロン → 縫製 → 完成と工程が分かりやすく、段階的に取り組める作業のひとつです。

就労継続支援A型事業所では、こうしたものづくりの仕事を通して、働く経験や自信を少しずつ積み重ねていくことができます。

見学も随時受け付けていますので、実際の作業の様子をぜひ見に来てください♪

見学のご案内

就労継続支援A型事業所での働き方に興味のある方、ものづくりに関わる仕事を見てみたい方、大阪でA型事業所を探している方など、見学は随時受け付けています。作業の流れや働き方の相談、時間帯の調整など、個別に丁寧にご説明します。

実際の制作工程をご覧いただくことで、自分に合った働き方を判断しやすくなります。まずはお気軽にご連絡ください。

お問い合わせ | 【大阪市中央区】就労継続支援A型事業所 Mirrime zer0(ミライム ゼロ)