ペット用洋服制作に取り組む就労支援の現場|就労継続支援A型事業所Mirrime zer0(ミライムゼロ)

大阪市内にある、就労継続支援A型事業所Mirrime zer0(ミライムゼロ)では、利用者さんが得意なことや好きなことを活かしながら、デザイン性の高いものづくりに取り組んでいます。

当事業所では再構築デニム生地の雑貨や手編み雑貨、ペット用の雑貨制作など幅広い製作活動を行っています。

本記事では、今回完成したペットのお洋服のご紹介と合わせて、制作工程や現場の声、今後の展望をご紹介します。

ペット市場は近年需要が高まり続けており、オリジナルのペットウェアは注目を集めています。

就労継続支援A型事業所Mirrime zer0(ミライムゼロ)では、こうした需要も見据え、利用者さんが社会のニーズに触れながら働く経験を積むことを大切にしています。


完成作品の紹介とデザインの特徴

今回制作したのは、淡い色味のデニム生地と英字柄のコットン生地を組み合わせたワンピースタイプのペット服です。

背中側にはデニムと白い丸襟を配置し、上品な印象に仕上げました。

お腹側にはスナップボタンを採用し、日常的に着脱しやすい構造にしています。

スカート部分は柔らかい英字柄がふんわりと広がり、動きに合わせて軽やかに揺れるデザインです。

ペットの動きや快適さを最優先に考えながらも、散歩やお出かけの際に写真映えするようなデザイン性も追求しました。


制作工程を詳しく紹介|試行錯誤の積み重ね

デザイン検討と素材選び

制作はまずデザインの方向性を決めるところから始まります。

犬種や体型、動きやすさを前提に、軽量で扱いやすい生地で制作いただきました。

型紙作成と裁断

サイズの調整が重要な工程です。

ペット服は人間の洋服よりも立体的な動きを意識した作りが求められます。

背中面とお腹面、袖のフリル、スカート部分などのパーツごとに裁断し、それぞれの縫い代や仕上がり寸法を確認します。

裁断作業が初めての利用者さんにも職員がサポートに入り、一度に任せるのではなく「一緒に確認する」段階から進めます。

ミシン縫製と仕上げ

縫製作業ではミシンのスピードや布送りの調整がポイントとなります。

特にカーブ部分や細かい袖のフリルは丁寧な作業が必要です。

利用者さんが自信を持って作業できるよう、練習用の生地で試し縫いを行ってから本番に移りました。

あとはスナップを縫い付けて完成です!

最後にスナップボタンを等間隔に取り付けます。

着脱しやすく、ペットの身体の負担になりにくい位置を調整するため、ボタン位置の微調整は時間をかけて行います。

細部への配慮が品質向上につながる工程です。

カラフルなスナップと丸襟がキュートなデザインになりました!


利用者さんの声
「スカートのフリル部分が難しかったですが、形になってくるとどんどん”自分が作った実感”が湧いてきました。」

職員の声
「スナップの色をカラフルに工夫したり、丸襟をつけたりと、利用者さんのデザインセンスが光った作品になりました。」

Mirrime zer0(ミライムゼロ)は、制作を通して、社会とのつながりを実感し、自信を持って次のステップを踏むためのサポート体制を強化していきたいと考えており、利用者さんの「働きたい」「できるようになりたい」という気持ちに寄り添い、技術習得と就労継続の両立を目指しています。


見学のご案内

就労継続支援A型事業所Mirrime zer0(ミライムゼロ)で行っているものづくりは、利用者さんお一人おひとりの「好き」や関心を大切にしながら、できる限り活かせる作業内容をご提案できるよう心がけております。

実際の雰囲気や作業の様子は、見学していただくことでより具体的に感じていただけます。

ぜひ一度、お気軽に見学にお越しください。